投資家とは
株式や債券といった金融商品、
不動産、通貨(仮想通貨・FX)などを
売買・保有して利益を得る人
のことです。「株式などの売却益」「配当金」「家賃収入(不動産)」などが主な利益です。特に近年では「個人投資家」と呼ばれる比較的少額からでも投資による資産運用が活発になってきました。
その背景にはインターネットの普及はもちろん、個人向けの金融商品の増加、投資信託の選択の幅広さ、NISAという税制優遇制度が開始されたことに影響されています。
その結果、資産運用に成功するとたとえ個人であったとしても、多額な金額を運用することになります。しかし、金額が大きくなるとそれだけ収入に対する税金が高くなっていきます。
バーチャルオフィスで税金を安くする!?
そんなときに検討してほしいのが
バーチャルオフィスで資産管理会社を設立する方法
です。投資家・資産家がその資産を所有・管理することを目的として法人(プライベートカンパニー)を設立します。
自宅を会社住所として登記する方法もありますが、引っ越しをはじめとした環境の変化があると、その都度変更登記の手間がかかることでしょう。
だからこそ、バーチャルオフィスで住所を借りて、そこをプライベートカンパニーにすることで、環境の変化にも柔軟に対応できるんです!
もう少しプライベートカンパニーについて知っていきましょう!
プライベートカンパニーでは何をする?
自分名義の株式・不動産・仮想通貨などの資産を運用をしていきます。
あくまで資産を管理するための会社なので、物を作って売るというような事業拡大はしません。自分個人だけでなく、家族名義の資産運用も可能です。
プライベートカンパニーを設立する目的は?
主な目的は税金対策(節税)です。
個人で資産を保有するより会社名義にしたほうが、税率の差で有利になり支払う税金を節約できます。また、勘定科目は限られますが、一部を経費(事業として必要なお金)として計上することで、さらに支払う住民税などを減らせます。
本筋とはずれますが、投資以外にも所得税や相続税の節税にも役立てることができます。
プライベートカンパニーは株式?それとも合同?
どちらでも問題ありませんが、合同会社が基本です。株式を持っていても出資を募る必要がないためです。
合同会社は株式会社よりも設立にかかる費用が安く抑えられ(6万円~)、長期的に見ても維持費の負担が少ないなどのメリットがあります。合同会社の手続きも株式会社に比べると手間が少なく済みます。
個人投資家におすすめのバーチャルオフィスは?
個人投資家の場合、基本的にどのバーチャルオフィスを選んでも大きく違いはでないでしょう。事業を拡大する会社とは違って、資産運用をする時ぐらいしか活動しないためです。
ただし、前提として以下の条件は満たしているか確認するとなお良いでしょう!
- 法人化が可能であること
- 運用コストがかからないこと
- 倒産のリスクが少ないこと
①に関しては基本的にどのバーチャルオフィスでも、法人登記可能なプランが用意されています。
②の運用コストは、月額いくらかで見るのではなく、長期的に見てバランスが良いものを選びましょう。
③の倒産リスクですが、大手バーチャルオフィスを中心に選びましょう。
それ以外にも、法人登記の手続きを自分でやるか、それとも代行してもらうかでも判断が変わってきます。
Karigoは個人投資家でも利用しやすい
Karigoはバーチャルオフィス内で、
- 法人登記代行サービス
- 登記変更代行サービス
などが提供されています。そのため、法人化の手続きの煩雑さも大きく減らせるでしょう。
もちろん全国展開していて、2006年から続くいわゆる大手バーチャルオフィスです。安定感抜群です。
アントレサロンは起業支援が充実!
アントレサロンは東京・神奈川・埼玉に拠点を置くバーチャルオフィスです。
起業支援会社が運営しているバーチャルオフィスということもあり、初めての起業でもサポートが手厚いのが強みです。
会員情報には資産管理会社を利用している人のインタビューもあるなど、実績面も申し分ありません。もちろん全国区ではありませんが、実は利用会員社数が1万4000社近くある大型バーチャルオフィスです。
起業支援サービスもあるため、資産管理会社の起業手続きの負担も少なく済むでしょう!
ワンストップビジネスセンターは全国展開大手!サポートも充実
ワンストップビジネスセンターは日本全国に展開しているバーチャルオフィスです。
価格やサービス内容、貸出拠点の数など、とにかくバランスに優れているのが特徴です。初めてのバーチャルオフィスとしても選びやすいでしょう。
複数の新聞や経済紙などのメディアにも紹介されている大手なので、プライベートカンパニーとしての利用もおすすめです。プライベートカンパニーにプラスアルファでなにか事業をしたいという方にも検討いただけるかと思います。
その半面、審査のハードルが少し高めなので、申し込む前に準備は怠らないようにしましょう。