インターネットが普及して、それに付随するサービスも満ち溢れた現代、「起業」のハードルが昔よりかなり低くなったように思います。
そこから、
- 一人起業
- 学生起業
- 主婦起業
- 週末起業
という単語も多く見かけるようになりました。
ところで「一人起業」といってもどんな業種があるのでしょうか?
ここではいくつかの一人起業できる業種を見ていきましょう!
一人起業①キッチンカー(移動販売)開業
キッチンカーとは、飲食物を調理できる設備を備えた車のことです。車の中で料理を作りそれを道行く人に販売していきます。
実は今、キッチンカーを開業している人が増加傾向にあります。
- 固定の店舗を持つよりも初期費用や維持費が安く抑えられる
- 場所にとらわれない移動販売ができる
- 最初は個人からでも始められる
- SNSなどで発信することで知名度が上がりやすい
などなど、多くのメリットがあります。お客さんが集まりやすい時間と場所を押さえることができれば、多くの売り上げが期待できます。
キッチンカーを開業するには、
- 運転免許証
- 食品衛生責任者証(1日講習)
- 各地域の保健所の許可証
の取得が必要になります。キッチンカーに使用する移動販売車も基準をクリアする必要があります。
一人起業②物販
物販とは商品を安く仕入れて、利益分を上乗せして販売するビジネスです。その種類は多岐にわたり、選択肢もさまざまあることからしっかりニーズに沿った販売が求められます。
特に個人で始める場合は、
- ヤフーオークション
- メルカリ
- 楽天
- Amazon
などのオンラインプラットフォームを利用すると低コストで事業を始められます。独自のブランドやショップを作ってオンライン販売をすることもできるでしょう。
ただし、お客さんが増えると梱包や発送作業に追われるようになりますので、その都度対策を考える必要があります。
一人起業③コンサルタント・アドバイザー
コンサルタントやアドバイザーは、自分の知識を用いてクライアントの課題解決のサポートをするお仕事です。
知識を生かすため、物販のように在庫を抱える必要もなく、かなりコスパが高い職種と言えるでしょう。
それまで培ってきた知識を生かせることから、企業勤めのサラリーマンが独立するケースや定年退職をした方がコンサルタントとして起業するケースもあります。
他人よりほんの少し知識が多い人は「アドバイザー」と名乗ることができます。コンサルタントと言うとハードルが高いですが、アドバイザーであれば若年層や主婦でも名乗りやすいでしょう。
一人起業④Webコンテンツ事業
Webコンテンツ事業とは、
- Webデザイナー
- Webライター
- ITエンジニア・プログラマー
といったWebメディアに関わるお仕事です。スキルさえ身につければ誰でも取り組めるので、一人起業としても人気の職種ばかりです。
仕事は「クラウドワークス」「ランサーズ」といったクラウドサービスから仕事を受注するケースと、直接企業に働きかけて案件を獲得するケースがあります。
クラウドサービスは単価が安く設定されることがほとんどなので、いかにして企業案件を獲得するかが重要になってきます。
一人起業⑤インフルエンサー・ライバー
インフルエンサーとは、SNS(Youtube、ツイッチ、Instagram、TikTok、Xなど)でフォロワーを獲得して、その影響力を生かしたビジネスを展開する人のことです。
SNSの種類も数多くあり、どのプラットフォームで活躍するか選ぶことができます。個人で活動しているインフルエンサーがとても多く、近年にできた一人起業の業種です。
収入は主に、
- プラットフォーム内の投げ銭収入
- アフィリエイト収入
- 企業案件収入
の3つに分けられます。また、インフルエンサーとしてフォロワーが増えたら、独自にグッズを販売して収入を得ることもできます。
ただし、個人で上位のインフルエンサーになることは容易ではなく、適宜アウトソーシングやコラボイベントへの参加・開催といった施策をする必要があります。
一人起業⑥通訳・翻訳
外国語のスキルを持っているなら通訳・翻訳を仕事にすることができます。グローバルな時代になっているからこそ、かなり需要がある分野でもあります。
近年ではAI技術の発展により「いずれは通訳や翻訳もAIに取って代わられる」と言われていますが、細かなニュアンスや文化的な違いを理解した上で言語を訳すのはまだまだ困難です。そんな「人間だからこそできる翻訳」にこそビジネスチャンスがあります。
その国の文化や考え方なども踏まえた通訳・翻訳ができる人は重宝されます。たとえ個人でも優秀だと判断されれば依頼が尽きません。
一人起業⑦ハンドメイド
自分がオリジナルで作ったハンドメイド作品を販売することもできます。物販のように仕入れてから販売するのではなく、自分自身の作品が商品になります。
- アクセサリー
- ファッション
- 小物・雑貨
- スマホアクセサリー(ケースなど)
- アート
- ペットグッズ
- 食器
- 編み物
- 他
このようにハンドメイドで販売できるものは無数にあります。
「普通のお店にはないもの」「独特なデザイン」といった希少性も需要になり、単価もそれだけ高めに設定することが可能です。
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一人起業するなら低コスト・低リスクのバーチャルオフィスも活用しましょう。自宅住所がバレることなく、事業が大きくなれば法人化も可能です。
2023年9月18日 ももたろう
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