海外に在住されている方でも、日本に拠点を持ってビジネスをしたいという方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんな海外に在住されている日本人でも借りられるバーチャルオフィスを4つ紹介します!
海外在住の場合は、国内にいる場合と比べてさまざまな条件が異なる可能性があります。
例えば、
- 郵便物の転送頻度や手数料、費用
- 審査の基準
- 提出するべき必要書類
- 日本国内に保証人が必要
といったものが違ってきますので、申し込みの段階で必ず問い合わせるようにしましょう。
ワンストップビジネスセンター
バーチャルオフィス大手「ワンストップビジネスセンター」は公式ページで海外在住でも利用可能なことが明記されています!
以下は引用です。
海外在住の方からのお申し込みももちろん可能です。
ハワイ在住の日本人だけど、東京に拠点となる住所が欲しいとか、現在シンガポールで事業をしているが大阪に営業所としての住所が欲しいなど、お問い合わせやお申し込みをいただいております。
お申し込みから審査書類のご提出、ご契約まですべてメールでやり取りさせていただいておりますので海外在住でも大丈夫です。
さすがワンストップビジネスセンターですね!
さらに日本語が苦手な場合は英語での対応も可能です!(They can also communicate in English)
ただし、以下のような注意点もあります。
ただし、郵便物の無料転送サービスは日本国内の転送のみとなっておりますので、転送先住所の設定は日本国内に設定をお願いいたします。(実家に転送、知人宅へ転送設定される方社員、担当者宅を設定される方と様々です。)
海外への転送ご希望の場合は有料となります。
ワンストップビジネスセンターは、週1回の郵便物転送が国内であれば無料なのが強みです。しかし、海外の場合は有料になるようです。
それでも文面からは海外在住でも契約に対して前向きなのが分かります!
NAWABARI
あまり目立っていませんがNAWABARIには「海外在住者向けのプラン」が設けられています。
通常の国内向けのプランと違う点がいくつかありますが、専用のプランがあるのは心強いですね!
海外プランでは、
- 月額3,000円~(プランA)
- 月額6,000円~(プランB)
という2種類が用意されていて、サービス内容も違います。
プラン | 月額プランA | 月額プランB |
---|---|---|
月額料金 | 3,000円~ | 6,000円~ |
法人登記 | × | 〇 |
郵便物転送 | × | 〇 |
特定商取引利用 | 〇 | 〇 |
マイページ | 〇 | 〇 |
電話用件転送 | 〇 | 〇 |
GPSチェック | 〇 | 〇 |
ただし、郵便物の海外転送は対応していません。送られてきた荷物は日本国内の保証人のもとへ転送されます。
日本国内に保証人がいないという方には、保証人紹介制度も利用できます。
京都バーチャルオフィス
京都バーチャルオフィスも公式ページのQ&Aで「海外在住の日本人でも利用可能」と明記しています。以下が引用です。
Q
海外に在住している日本人です。日本の拠点として、海外からも登録できますか?
A
はい、もちろんです。すでに10社以上の方にご登録いただいております。アメリカ、シンガポール、スペインなどに在住の方がいらっしゃいます。
契約している利用者の国も具体的なので、かなり可能性がありそうです。
ただし、京都バーチャルオフィスは厳格な審査をしているため、提出資料をしっかり確認するようにしましょう。特に京都バーチャルオフィスが重視しているのが公式ページの運用状況です。
審査に不利にならないよう公式ページが整っているかも確認しておきたいところですね。
ナレッジソサエティ
ナレッジソサエティは公式ページのQ&Aで、海外在住でも利用できるかどうかについて明記しています。必要な要件も具体的です。以下は引用です。
Q
海外に住んでいますが、申込はできますか?
A
はい、可能です。
代表者が海外在住の場合、日本在住の日本国籍の方を連帯保証人としてご用意いただくことを条件としております。
申込書類に加え、連帯保証人の住民票、連帯保証人の印鑑登録証明書、連帯保証人の身分証明書のコピー、連帯保証人承諾書が必要です。
ナレッジソサエティは審査がかなり厳しいバーチャルオフィスです。日本国内での申し込みには面談もあるなど、かなり徹底していることがわかります。
審査の必要書類を細かくそろえるのはもちろん、事業実態も明確にして伝える努力をしましょう。